MASTERチャーリーです。
今回はクイズを出しますね。
このブログの長い読者さんや有料スキームの実践者でしたら簡単な問題です。
それでは考えてみてください。
・63歳公務員Sさん
60歳で一旦定年退職し、同じ職場に再雇用され一年契約で従前の職務を遂行。
給料は月々約20万円。
・不動産投資で3棟のアパートを所有
・不動産投資に伴う借入は約1億3千万円
・月々約70万円の家賃収入があるものの、逆ザヤになっており、
それを補填する為、カード会社10社から借入があり、
その返済額が月々45万円。
カードも限度額いっぱいまで借りており、もう新たなカードも作れない状況。
・現在逆ザヤ物件の任意売却を進めながら、自己破産の準備中。
任意売却ができたとしても、不正建築である事が発覚し売却価格も大幅減額し、
売却後の債務は数千万円残りそうな状況。
自己破産にかかる費用は約100万円。
・自宅はローン無しのマンションを所有(資産価値約400万円)
自己破産すれば、手持ちの投資物件のみならず、自宅をはじめとする目ぼしい財産は全部没収され、
名前も世間に知れ渡り、
60歳を超えている年齢を考えれば、
諸手続きに伴い、吸い取られるエネルギーも相当なもの。
しかも自己破産しても納税義務は消えないので、
投資物件の固定資産税約50万円を次年度に払わなければいけない。
あなたがこういう相談をされたらどう答えますか?
少し考えてみてください。
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いかがでしたか?
僕の回答は。。。「ほっとけ」(笑)
「え?」と思われた方も多いはずです。
億単位の負債を抱えて、
年齢も年齢だし、多重債務で、先行きも不透明な中で、
なぜ僕が「ほっとけ」という回答をするのか?
以下解説しますね。
投資物件の返済も、カードローンの返済も全部止めれば、
督促→裁判→差し押さえ→競売
の流れになるのはご存知だと思います。
Sさんは月に70万円の家賃収入があるにも関わらず、
逆ザヤを補填する為、45万円の支出がありました。
つまり月々の収支的にはマイナス45万円なのです。
それを全ての返済をストップさせれば、
家賃収入だけが残ります。
つまり月々の収支はプラス70万円になるのです。
「でも差し押さえや競売になれば家賃収入も途絶えるのでは?」と勘の良い読者さんならお気づきになると思います。
Sさんには自宅もあれば給料もあります。
でも今日返済を止めたところで、
実際に差し押さえになるのは早くても半年〜1年先。
その間にSさんには月々70万円の家賃収入があります。
つまり差し押さえまでに数百万円のストックができるのです。
聞けば、仕事も3月が年次の更新時期で、
翌年は雇用されるか分からないとの事。
もし継続雇用されたとしても、差し押さえされるのは手取りの4分の1なので5万円だけ。
継続雇用されなければ、新しい職に就く事になるので、
債権者は職場を特定できず、差し押さえはかけられない。
自宅も一旦はリースバックにより所有から賃貸に切り替える。
そして、ほとぼりが冷めた頃には数百万円のストックがあるので買い戻せば良い。
いかがですか?
一見すると、億単位の借金もあるし、
定職にも就いており、自宅も所有されているので、
解決は難しそうに見えますが、
いくらでも方策はあります。
これが自己破産するのであれば、
弁護士に100万円も払った上に、身ぐるみ全て剥がされて、
世間に名前も知れ渡り、おまけに納税義務だけ残るという地獄を見ます。
僕が「ほっとけ」と言っただけでSさんのキャッシュフローは、
月々45万円の赤字だったのがトータル数百万円のプラスに転じました。
僕の考え方では、Sさんがする事は「返済をストップする事」だけです。
あとはほったらかしにしていれば、
債権者が勝手に事を進めてくれます。
競売になっても債務全額回収しきれないのは、
債権者の見込違いなだけです。
Sさんに返済義務はありませんし、
差し押さえをかけたければ好きにかければいい。
どうせ微々たるものですから(笑)
何も自ら、ご丁寧に100万円もかけて自己破産などする必要ありません。
Sさんは最後は明るい声で電話を切られました。
大学生のお子さんがいて、まだまだ老け込んでいる場合じゃないとの事です。
有料スキームまで行く話ではないのでお金はいただいていません。
だって、僕が言ったのは「ほっとけ」だけですから(笑)
最近、有料スキームまで辿り着かないタダ働きが多いですが、
「安心した」「スッキリした」「命の恩人」と言っていただけるのが、
僕のこの仕事へのモチベーションを持続させてくれています。
でも大半は「ほっとけ」しか言ってないんですけどね(笑)
それだけ借金問題って簡単なものなのです。
返しているから解決しないのであって、
返さない決心さえできれば5〜10年でキレイさっぱり解決します。
でも悩んでいる方が多いのは、
「知ってるか?」「知らないか?」の違いだけなんですね。
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